大規模修繕に関する費用がいります

通常の生活のなかでも、大規模修繕という言葉を見聞きした人は多いといえますが、それもそのはず特にマンションを住宅として住んでいる方々にとっては、とても他人ごとではなく身近でありかつ大きな問題の一つになっています。

たとえば住んでいるのが一軒家であれば、経年劣化で多少修繕が必要であっても修繕の時期を前後にずらしたり、あるいは、規模を縮小するなど自分だけの判断で行えるという利点があります。

しかし、マンションのように集合住宅では、一斉にことを実行する必要があります。

それも、最初の修繕に当たる時期の5年などという早い時期に行われるものは簡単なメンテナンスで済みますが、10年を超えてくるとそろそろ大規模修繕である12年という時期を迎えることになります。

それ以上修繕を遅らせれば、それだけ手入れが後回しになるので、長くきれいに持たせるという意味合いからは遠くなるのです。

マンションの価値という点からも、遠のくことになりますので、やはり決められた期間に行うことがベストであります。

分譲マンションで済んでいる場合でも、月々の管理費以外に、工事のための費用が発生することになります。

管理会社を含めて行われる大規模修繕委員会が設けられて、マンションの規模にもよりますが、3年ほどかけて修繕のための準備から完了までを行うところもあります。

工事の費用は、入居当時から少しずつ管理費に上乗せして積み立てるというシステムがとられるところが多いです。

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